下地調整
外壁塗装コラム

外壁塗装で下地調整と養生に手を抜けない理由とは?

外壁塗装工事の流れは、まず仮設足場を設置して、高圧洗浄を行い、下地調整を行って、養生を行っていきます。

ここまでの準備を行ってからようやく外壁に塗装していきます。

この中で気になる人が多いのが、塗料のグレードや質でしょう。

しかしながら、実はこの流れの中でも「下地調整」と「養生」がもっとも大事な作業なのです。

なぜ、この2つが大事となってくるのでしょうか?

ここでは、この2つの作業の重要性について詳しく解説していきます。

下地調整について

下地調整とはどんな作業?

下地調整とは、旧塗膜や凹凸箇所などを研磨剤で削って塗膜の密着を高める為に行う作業です。

外壁以外にも、付帯部の破風板、軒天、雨樋などにも行います。

綺麗な雨樋などは、わざと研磨を行って細かな傷をつけることで密着力が高まります。

そのほか、ひび割れ箇所など、コーキングで補修を行ったり、穴や隙間などを埋めて、塗装できる状態にする作業も下地調整が含まれます。

下地調整に手を抜くとどうなる?

この下地調整をしっかりと行わなければ、塗膜の密着力が悪くなり、早くて数カ月で剥離(塗膜の剥がれ)してしまいます。

せっかく、塗装を行ってもこの下地調整で手を抜いてしまうと、それ以降の作業がすべて無駄になってしまいます。

どんな良い塗料、高級塗料のフッ素など使ったところで、この下地調整が雑であると、まったく意味がなくなってしまうのです。

養生について

養生とはどのような作業?

養生とは、簡単に言うと、施工箇所以外に塗料が付着しないようにするためのものです。

例えば、アルミ部分(窓など)、玄関扉、フェンス、、照明などです。

関係の無い箇所に塗装をしてしまうと、見栄えが悪く、汚く見えてしまいます。

また、付帯部と外壁に塗装する塗料は基本的に異なります。それぞれ適する塗料が違うためです。

そのため、外壁に塗装を行っている場合は、付帯部を養生することも多いです。

養生に手を抜くとどうなる?

養生作業で手を抜いてしまうと、清掃が大変となります。

関係の無い箇所に塗料が付着しているため、その汚れを綺麗に清掃しなければいけないからです。

また、窓廻りなど見切り部分がよれたり、汚くみえます。

せっかく塗装を行っても、見栄えが悪いと、満足度が半減してしまうでしょう。

まとめ

下地調整と養生は、外壁塗装工事では、なくてはならいとても大事な作業です。

お見積もりを取ったら、とくにこの2つをしっかりと確認して、問題ないかチェックしたほうが良いでしょう。

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